⼀般財団法⼈エルピーガス振興センターより公募開始されました「小売価格低減に資する石油ガス設備導入促進補助金」に関する記事になります。ぜひ本補助金を有効活用しましょう。
補助金の目的と概要
補助⾦は、⽯油ガス(以下LPガス)の⼩売価格低減に資するため、需要家側の⽯油ガスタンクの⼤型化等による購⼊コストの低減や燃料備蓄を推進する観点から、⽯油ガスタンク等の導⼊⽀援を⾏う事業に要する経費を補助することにより、液化⽯油ガス販売事業者のコスト低減を図ることを⽬的とする。
(引用元:https://www.setsubidounyu.com/submission/dl/guidance.pdf)
要するに、LPガスの小売価格を下げるためにLPガスタンクの導入支援する取り組みとなっております。
補助金の概要
本補助金は、災害用バルク補助金と類似しており、「LPガス容器」と「LPガスを燃料とする機器」が補助金の対象となっております。具体的には以下の通りです。
① LPガスバルク容器と供給設備のみ
② 上記①+発電機、空調機、燃焼機器(コンロ、炊飯器、給湯器(ボイラー含む)、ガスストーブ、ファンヒーター)
補助率について
交付限度額は1,000万円で、補助率は①と②で割合が異なります。
① の場合、LPガスバルク容器と供給設備のみの場合は 補助率4/5以内
② の場合、LPガスバルク容器と供給設備は4/5以内、それ以外の燃焼機器等は1/2以内
となっております。
なお、配管工事と既設機器の撤去工事は対象外となっております。
公募期間について
公募期間は、短期間での申請が必要になります。補正予算ということもあり、応募者数も少なくなるため採択率は高くなることが予想されます。
◆公募期間 令和5年2⽉28⽇〜令和5年3⽉31⽇
第1次締切 令和5年3⽉13⽇
第2次締切 令和5年3⽉31⽇
審査の優先順位
以下の内容に基づき、優先的に補助金を採択するとの発表がありました。件当たりのガス消費量が多い、いわゆる大規模な設備を有していることや中小企業が賃上げを表明することで採択する可能性が高くなります。
① 中⼩企業者からの申請を優先
② 補助対象LPガス設備の年間LPガス消費量が⼤きい申請を優先
③ バルク容量(メーカー仕様による上限貯蔵量)が⼤きい申請を優先
④ ⼩売価格低減効果等を考慮 (事業計画書に基づく定量評価。)
⑤ 賃上げ表明企業を優先
まとめ
本補助金は補助率も高いため、積極的な活用をオススメします。
ガス空調やボイラーも補助の対象となっておりますので、ぜひプロパン会社にご相談してください。
本補助金の申請や工事に関しても弊社で対応可能となっておりますので、お気軽にご相談ください。
弊社では、プロパンガスのコスト削減の実施と補助金の活用によって、経費を削減するお手伝いをいたします。お問い合わせはこちらから。