【北海道函館市の新エネルギーシステム導入補助金】新エネルギーは企業も対象に！！

令和6年度の函館市新エネルギーシステム等導入補助金の募集が始まりました。この補助金は、個人や中小企業が太陽光発電システムや電気自動車などの新エネルギー設備を導入する際に、費用の一部をサポートするもので、環境負荷を低減しながら経費削減を図る絶好の機会です。

新エネルギーシステム等導入補助金とは？

函館市が実施する「新エネルギーシステム等導入補助金」は、市内で新エネルギーシステムを設置する個人や事業者に対し、設置費用の一部を補助する制度です。具体的には、以下の設備が対象となります。

• 太陽光発電システム：太陽光パネル、パワーコンディショナー、架台などの設置費用
• 定置用リチウムイオン蓄電池：蓄電池本体や関連機器の設置費用
• 家庭用燃料電池（エネファーム）：燃料電池ユニットや貯湯ユニットなどの設置費用
• ガスエンジンコージェネレーションシステム（コレモ）：ガスエンジン発電ユニットの設置費用
• 電気自動車（EV）およびプラグインハイブリッド車（PHEV）：車両本体の購入費用

この補助金の利用により、災害時の電力供給確保や日常的なエネルギーコストの削減が期待できます。

補助対象設備と補助金額

補助対象設備	補助対象経費	補助金額
太陽光発電システム	太陽電池モジュール、架台、電力変換装置、設置工事	5万円
定置用リチウムイオン蓄電池	蓄電池本体、電力変換装置、設置工事	5万円
家庭用燃料電池（エネファーム）	燃料電池ユニット、貯湯ユニット、設置工事	5万円
ガスエンジンコージェネレーションシステム	ガスエンジン発電ユニット、設置工事	5万円
電気自動車（EV）	車両本体	10万円
プラグインハイブリッド車（PHEV）	車両本体	10万円

補助対象者

新エネルギーシステムの場合

対象者:

• 個人:
  • 函館市内に居住し、市内の自宅または敷地内に新エネルギーシステムを設置しようとする方。
  • 新築住宅の建築に併せて、函館市内の新居または敷地内に新エネルギーシステムを設置しようとする方。
• 中小企業・小規模事業者:
  • 函館市内に所有する事業所に新エネルギーシステムを設置しようとする企業。
  • 函館市内で新たに事業所を建設する際に、新エネルギーシステムを設置しようとする企業。

条件:

• 市税に滞納がないこと。
• 設置工事を開始する前に申請が必要。

電気自動車（EV）およびプラグインハイブリッド車（PHEV）の場合

対象者:

• 個人:
  • 函館市内に居住し、自家用車として電気自動車またはプラグインハイブリッド車を購入しようとする方。
  • 購入した車両の自動車検査証の使用者として個人名が記載され、かつ車両の使用拠点が函館市内であること。

条件:

• 市税に滞納がないこと。
• リースによる導入は補助対象外。

これらの条件を満たす個人や企業は、補助金の申請を行うことができます。

補助金の内容と申請期間

補助金は先着順で受け付けられ、予算に達した時点で終了します。計画がある方は早めの申請をお勧めします。

• 太陽光発電システムなどの新エネルギーシステム：補助金額は各設備ごとに5万円
• 電気自動車（EV）およびプラグインハイブリッド車（PHEV）：補助金額は10万円

申請期間

• 新エネルギーシステム: 2024年4月1日～2025年2月28日
• 電気自動車等: 2024年4月1日～2025年3月31日

申請対象と注意点

補助金の対象となるのは、函館市内に在住または事業所を持ち、市税に滞納がない個人や中小企業です。補助金申請にあたっては、以下の点にご注意ください。

• 設置工事の開始前に申請が必要：補助金の交付決定が行われるまでは、工事を開始しないでください。
• 実績報告書の提出：補助対象設備の設置後、完了日から30日以内に実績報告書を提出する必要があります。

環境負荷低減と経費削減の両立

この補助金は、環境に優しいエネルギーシステムの導入を促進し、地域全体のエネルギーコスト削減に貢献するものです。補助金を活用することで、初期費用の負担を軽減しながら、持続可能なエネルギー活用に一歩踏み出せます。

まとめ

函館市の新エネルギーシステム等導入補助金は、エネルギーコストの削減と環境負荷の低減を同時に実現するための絶好の機会です。興味がある方は、早めの準備と申請をお勧めします。申請手続きに関する詳細は、函館市環境部環境政策課までお問い合わせください。

この補助金を活用し、持続可能なエネルギーシステムを導入して、将来的なコスト削減と地域貢献を実現しましょう。