新電力に切り替えるデメリット7選!【北海道エネルギーコンサルが解説】

新電力に切り替えることで電気料金が安くなるというメリットが多くの人々に知られていますが、実際にはデメリットも存在します。以下は、新電力に切り替える際のデメリットを7つまとめたものです。

会社やプランを選ぶ手間がかかる

日本には700以上の新電力が存在します。それぞれの会社が提供するプランやサービス内容は異なるため、自分に合う電力会社やプランを選ぶのに時間と手間がかかります。特に、初めて新電力に切り替える方は、どの会社を選べばよいのか迷うことが多いでしょう。

価格が高騰する可能性がある

新電力の多くは自社で発電所を持っておらず、市場価格に連動して電気料金が変動します。これにより、仕入れ価格が高騰すると電気代も高騰するリスクがあります。また、天候や災害などの外部要因により、電気料金が急激に上昇することも考えられます。

契約できない建物もある

マンションやアパートの中には、新電力に切り替えられないケースも存在します。これは、建物の電気設備や管理組合の方針など、さまざまな要因によるものです。切り替えを検討している方は、事前に確認が必要です。

解約金や違約金が発生する

契約期間を設けている新電力も多く、期間中に解約すると違約金が発生する可能性があります。特に、キャンペーンや割引を受けて契約した場合、解約時に高額な違約金が発生することもあります。

倒産のリスクがある

新電力は民間企業が提供しているため、経営状況によっては倒産のリスクが考慮される必要があります。倒産した場合、電気供給が途絶えることはありませんが、契約内容や料金が変わる可能性があります。

支払い方法が限られる会社もある

支払い方法をクレジットカードのみに限定している新電力も存在します。これにより、クレジットカードを持っていない方や、他の支払い方法を希望する方が契約できないケースも考えられます。

メーターの設置に料金がかかる場合がある

新電力との契約にはスマートメーターの設置が必要です。このメーターは、電気の使用量をリアルタイムで把握することができるため、節電効果が期待できます。しかし、場合によっては設置費用が発生することがあります。

まとめ

新電力に切り替える前に、これらのデメリットを十分に理解し、自分のライフスタイルやニーズに合った選択をすることが重要です。新電力には多くのメリットがありますが、デメリットも無視できないものです。しっかりと情報を収集し、慎重に選択することをおすすめします。