札幌市補助金制度の概要
寒冷地の札幌市では、住宅における暖房や給湯による温室効果ガスの排出量が高まっています。
灯油を使った暖房や給湯は、電気やガスに比べてCO2排出量が多いため、市民が灯油から電気やガスを熱源とする省エネ機器に切り替える際に、導入費用の一部を補助する取り組みが行われています。
住宅からの温室効果ガス排出量を減少させることを目指しています。
補助対象
補助を受けることができる条件、対象機器、補助金額については、以下のとおりです。
補助条件
・既存の住宅で使用している灯油暖房・給湯機器から電気・ガスへの切り替えを行うこと。
なお、既設の灯油暖房機器は、煙突や給排気筒がある灯油暖房機とし、温水ボイラーによる暖房方式は対象外。
・切り替え前後を比較し、CO2換算で30%以上の省エネ効果が得られること。
補助対象機器 | 機器要件 | 補助金額 |
---|---|---|
寒冷地エアコン | ・寒冷地仕様のエアコンであること JIS C 9612:2013解説表に記載の寒冷地最低外気温度(-15℃以下)で、JIS B 8615-1:2013の運転性能要求事項を満たすこと ・通年エネルギー消費効率(APF)5.1以上 ・メーカー指定の環境条件に設置すること ・未使用品であること。(中古品は補助対象外) | 補助対象費用の1/2(上限35万円) |
ヒートポンプ温水暖房 | ・空気熱源ヒートポンプと熱交換ユニットで構成される暖房システムであること ・エネルギー消費効率(COP)3.9以上 ・メーカー指定の環境条件に設置すること ・未使用品であること。(中古品は補助対象外) | 補助対象費用の1/2(上限35万円) |
エコキュート | ・CO2を冷媒として使用する空気熱源方式のヒートポンプ給湯器であること ・寒冷地年間給湯効率もしくは寒冷地年間給湯保温効率(熱回収なし)2.7以上 ・メーカー指定の環境条件に設置すること ・未使用品であること。(中古品は補助対象外) | 補助対象費用の1/2(上限40万円) |
エコジョーズとコレモ | ・天然ガスまたはLPガスを燃料とし、熱の供給を主目的としたシステムであること ・JIA製品認証された製品であること ・メーカー指定の環境条件に設置すること ・未使用品であること。(中古品は補助対象外) | 補助対象費用の1/2(上限45万円) |
補助対象費用については、機器の導入費用を対象とし、撤去費は対象外とします。詳しくは、補助金交付要綱実施要領をご確認ください。
補助対象期間
2023年8月7日(月曜日)から2024年1月31日(水曜日) 先着順
補助対象者の要件
申込者は、補助金の交付を受けるために以下の要件を全て満たしている必要があります。
- 札幌市民である者
- 札幌市税を滞納していない者
- 暴力団員、又は暴力団関係事業者でない者
- 申請者が自ら居住する札幌市内の住宅に、対象機器を自ら購入し、設置しようとする者
- 札幌市が毎年行う、モニター調査に回答する者
まとめ
今回は、一般家庭で使用できる「札幌市」の補助金をご紹介させていただきました。
札幌市の夏も温度が高くなり、エアコンが必須になってきました。補助金を活用して快適な生活を手に入れましょう。
詳細はこちらからご覧ください。
https://www.city.sapporo.jp/kankyo/energy/hojo/energytenkan.html